「凡事徹底」
私は昭和54年に日本国有鉄道(現在のJR)に入社し、社会人野球と仕事に没頭する毎日を過ごしていました。
昭和58年に当時のプロ野球球団であった阪急ブレーブスにスカウトされ入団、以降退団までの7年間は好きな野球を仕事としていました。
退団後は、妻の故郷である藤枝市に移り住みました。
しかし、人生の大半を野球に捧げていたこともあり仕事がない日々が続き、不安な毎日を過ごしていました。
そのようなとき、知人の紹介で自動車部品製造会社から内職仕事を受け、現在の仕事に携わることになり、その半年後の開業から今日まで25年間事業を継続して参りました。
国内製造業は、生産拠点を海外へ移転する企業も増え、激しい国際競争の波が押し寄せています。
しかし、弊社を含め国内生産現場では、海外に負けない「ものづくり」、多品種小ロット生産を通じ、お客様の要望に効率よく対応する生産体系とQCD(品質、コスト、納期)を柱とした生産体制を構築し、お客様に安心・安全な商品を提供できるよう日々努力しています。
藤枝は、人が優しく気候も穏やかで過ごしやすい町です。私自身も野球というスポーツを通じて限られた時間の中で子供たちに野球を教えながら日々楽しく過ごしています。弊社は、現在まで取引先をはじめ多くの方々に支えられ、また藤枝市の地域の皆様に育てられてきました。今後も地域貢献に取り組みながら藤枝市と共に発展していけるよう取引先ならびに地域の皆様に感謝・貢献しながら、事業を展開していきたいと考えています。
有限会社ワクカワ製作所
代表取締役社長 湧川勉
